私たちは、ベトナム・ハノイ郊外の工芸村に小さな工房を構え、
貝と水牛角という希少素材でテーブルウェアやインテリア、装飾品などを作っています。





HISTORY
貝と水牛角
動物の角や牙、貝殻は、太古から人類の装飾品や生活道具に使われてきました。しかし、個体ごとに大きさや厚みが異なるため工業化が難しく、時代とともに陶器やガラス、金属、樹脂などに取って代わられていきました。
私たちは、ベトナムにわずかに残されていた貝・水牛角の素朴な工芸に光を当て、2007年から専属の職人と共に新しい技術へのチャレンジを続けてきました。日本のお客様の美意識や要求される品質レベルを職人と共有しながら、現代の感性に寄り添うものづくりを目指しています。
まだとても小さな歩みですが、新しい工芸のかたちが出来つつあります。
ARTISANSHIP
素材の力を出し切ること
私たちは、貝や水牛角に着色をせず、素材そのままの色を活かしています。コーティング剤は使わず、ただ磨くことで艶と光沢を引き出しています。
切る。削る。ぴたりと貼り合わせる。磨く。
すべての工程は、職人の手作業によるものです。
使える貝の色の種類は限られ、厚みや大きさにも制限があります。素材に多くの制約がある中で、表現の幅を広げるべく試行錯誤を重ねてきました。

一枚の貝の中にはまばゆく輝く部位もあれば、マットな質感のところもあります。鮮やかな色もあれば、くすんだ色もある。私たちは、割れや欠けがない限りは、そのすべてを余すことなく使い切りたいと考えています。
華やかな輝きを求められるお客様もいれば、あえて渋みのある色合いを好まれるお客様もおられます。だからこそ私たちは、お客様が実際の商品を手に取り、その方だけの感性で選んでいただけることを、何より大切にしています。




